新しいキャラクターです！

タイトルは【それは愛だった】です。
美人攻め×男前受け
↓が簡単なキャラ紹介になっています。絵を押すと大きくなります。




綾部はモテモテの医学生。美人で優秀で俺様でどうしもない奴だが
バイだったのだ、しかも、美大生に惚れてしまう。
そんな綾部のモーションを天然で交わしていく生島とのやり取りを
書いていきたい思っています！ 
生島も結構、大学ではもててる方です。
けど、綾部様が蹴散らすという話。
生島は絵のモデルに綾部になってほしいが拒否られて凹む☆

↓は綾部と生島の小話になっています。よかったらどうぞ☆
本編は近々、更新予定です！！！

「綾部×生島・１」小話１

（こいつはここで何をやってるんだ？）
ついさっきまで自分が座っていた席に見知った男が寝息を立てて眠っている。
その男の名は・・・・・・・
「綾部、何やってるんだ起きろ」
肩をゆするが起きる気配がない。
俺は諦めて、前の席に座った。
この席は窓が近く、ざわざわと風で葉が揺れ
心地よい風が入り太陽の日差しが暖かかった。
（まぁ、絶好の日向ぼっこ日和だな・・・・・）
自分の顔が今他人からどんな風に見えているのか生島はわかっていない。
いつも無表情の顔には今、柔らかな笑みが浮かんでいる。
整った綺麗な顔にその笑みが浮かぶと他のモノは魅入られるだろうが、
この静かな図書館には今は生島と綾部と図書委員が一人だけ。
図書委員は本を読みふけり、二人のことはおかまいなしときているので今の生島の顔を見ているものはいなかった。
生島は机の上にうつ伏せになって、じっと寝ている綾部を見た。
（なんか可愛いな、こいつ・・・・・・）
前髪がふわふわと風にそよがれて、どんな感じが触ってみたくなった。
そっと頭をなでると思ったよりも柔らかい髪で驚いた。
ビクッ！！！
「んん〜〜〜っ・・・・・」
起きると思って慌てて手を引っ込めたが、ただの寝言だったようで生島は安置した。
（俺勉強しに着てるのに何してるんだか）
がたりと席からたちあがり、生島は自分が羽織っていた上着を綾部の肩にそっとのせた。
「早く帰れよ。今日は雨が降って夜は寒くなるからな」
がらりと図書館の戸を閉めて、生島は図書館を後にした。
もう少し綾部の寝顔を見ていたかったが、なんだかこれ以上あそこにいたら
いけない事をしてしまいそうで・・・・・・いたたまれなくなった。
（目が覚めたらあいつ、どんな顔するかな？）

それが今の楽しみだ。



「綾部×生島・小話２」

綾部の以外な一面を発見した。
「これ、本当にお前が作ったのか？」
「なんだ、なんか文句でもあるのか？」
「・・・・・いや、なんだ
　今更ながら、神は平等な方なのだと思ってな」
生島の視線の先は綾部が作ってきたという手作り弁当。
前に一度俺の弁当を綾部が「料理の上手な親だな」と言っていたので
「これ俺が作った」といったところおおいに綾部に驚かれた。
一人暮らししてるんだから、料理は上手くなるだろうろーが！
でだ、何故か綾部も作ってくると言ってて今日早速その品を見せてもらったが・・・・・・
努力の形は見て取れる。
なんかわけのわからない形をしたハンバーグ。（なんだ、たぬきか？）
黒い物体（卵焼き）に変色したウィンナーに唐揚？？など
なんでも出来そうな生島にしては、驚きの結果だった。
「どうせ俺は無器用だよ。お前みたいに上手くできないさ」
「あたり前だよな、お前初めて作ったんだもんな。
俺も始めたときはへただったもんな、変なこと言って悪かったな綾部。
一個食べていいか？」
「・・・・・・食ってくれるのか？」
綾部はキョトンとした顔を向ける。
そう簡単に表情を崩さない綾部のその顔に俺は驚いた。
いつの間にこんなに心を砕いてくれたんだろうかと。
「お前の初作品。捨てるなんてもったいないだろう。
　そんなことしたら、信者ドモニ殺されるよ」
卵焼き？？と思われるものを食べた。こげた味しかしなかったが美味いと思った。
「美味しいか？」
不安そうに見つめる中、俺は飲み込み笑顔を向けた。
「あぁ、美味いよ。上出来ジャン」
俺がそういうと、綾部は綺麗に微笑んだ。
（あぁ〜〜〜なんで俺、今・・・・カメラ持ってないんだろうな〜）
「なぁ、カメラ持ってきちゃダメ？」
そういうと綾部は無表情になり
「1キロ以内近寄るな」と告げられた。
被写体とカメラマンの距離はどんどん当初より険しくなっている気がする。

なんでだ？

明日も続きの小話があるので、ブログに上げたいと思います☆
読んで下さりありがとうございましたｖ