私について

私ごとです。

私について薄々気づいていると思いますが、私は障害者とだけ書いてました。
だけど、いいます。
私は精神疾患をもった人間です。
病名は統合失調症。
主に幻聴が聞こえてきます。（麻薬とか使ってないから一回も）
しねや生きている価値がないと毎日言われているように聞こえてきますが
それはまだ優しいです。これよりもひどいことを言われることが多い。
親とも仲は今が良好ですが、昔は家から無理やり追い出されたり
殴られたり、ガラスドアにぶつけられてひどい目にあいました
だけど、私は親がすることがいうことが正しいと思っていました
そう、育てられたんです
だけど、おかげで自分というものがありませんでした
親は「貴方のためだ」といい私に言っていました
だけど、それは親のプライドや世間の目を気にするあまりの行動
決して、私の役には立ちません
今でもその壁が高く、私は自分のことを自分で決めることが苦手な人間になりました
することなすこと、親がレールをひいていたからです。
絶対に、短大を出て正社員になること
必ず県立高校に入ること
何点以上はとること
まぁ、当たり前のことばかりですが、すべてクリアしましたが
そこに、自分の心はみじんもありませんでした。
親の人形だった私がやっと歩き始めたのは二十歳を過ぎてから
私は１９歳で精神疾患と宣告されました。
最初は受け止められませんでした。
だけど、死んだ方がましな目というのを沢山体験しました。
恐怖が日常を塗りつぶしました。
だけど、友達が私を救ってくれました。
友達は精神疾患のときの日記を見ても、分からないと言っていて
病気に対する理解は私の今の親よりもありません。
だけど、友達を辞めずに今でも友達として付き合ってくれています。
それは、病気であっても私に「信頼」を預けてくれているからです。
普通の人はきっと可愛い生まれたてのわが子を頭のおかしい人間と
遊ばせますか？会せたり、触らせたりなんかしない。
きっと、距離を取るでしょう。
だけど、私は会わせてもらえます。
信頼されている。なら、私はそれに応えるまでだと思っています。
カウンセラーの先生と自分の病気を勉強し
どうしたら、普通の生活が送れるかを一緒に考えてもらっています
今はＮＰＯ法人で仲間と一緒にいます。
まぁ、一番でかいのは私は精神疾患ですが、酷い時でも入院してません。
親が「入院しても治らないなら一緒いたほうがいい」そう決断してくれたから
そこからでしょうか、親子らしくなったのは
弟も決して、私をだらしないとかダメな人間とはいいません
誕生日に弟に聞いたんです。プレゼントは何がいいかと。
私が言われた言葉「生きてるだけでいい」でした。
記憶ない時期が２年ぐらいあります。
何をしていたかぼんやりしていて、チグハグな時間ですが
親が病気を理解しつつ私を理解しようと必死だったのだと今なら思います
私は誰かに頼り方をしりませんでした。
私は何かを自分で決めることをしりませんでした
私はまだまだ己を知りません
今、この瞬間は私。だけど、頭の病気なんです。
一時間後に自分じゃなくなっている可能性もあるんです
気づけば１年や２年また経っているかもしれません
だけど、勇気を出して生きています、怖いです
何をしでかすか分からない自分が
でも、信頼してもらっています
親からも兄弟からも親戚からも友からも
ならば、こたえようとしか言えませんよね
光栄なことだ
ただ、毎回友達に言われることは
「十葵が十葵だから友達なんだよ」と言われます。
昔からくそ真面目と言われ、病気になっても「やっぱり」とか言われました。
沢山の恐怖と闘ってきました。
言わないのは、言っても体験したことのない人間には分からないからです。
人間は己の体験したことや価値観や経験で物事を見ます。だから無駄だと思いました。
カウンセラーさんに言われているんです。
大切にする人を間違えるな
赤の他人の言葉は左から右に通せと
幻聴が聞こえるからこの特訓はすごく厳しかったです
今は昔よりもましになっています
ただ、精神疾患になってしまったら犯罪者に近いと思われているのがなんか嫌だ
事件が沢山おこっているので、それが根強いのは仕方ないし
確かに、私は入院してないから自分よりひどい人を見たことがないから
嫌だなと思うけど
入院したことのある友達から聞く話は現実離れしています
他の病気友達から見て私は恵まれていると言われたり、思われています
だけど、これは私の培ってきた努力と自分勉強とかの成果なのではと思っています
過去に自分が何をしてきたかで今の自分が出来ています
けど、今のこのときから変わろうと思えば一歩。変わろうと思う気持ちが二歩目。
行動に移せばそれ以上の歩数を歩いています。
運がいいとか悪いとかそんなこともあるかもしれません
けど、努力は自分を裏切らないと知りました

今日の私のことはここまでにしておきます。