亡くなった祖父の言葉を思いだす。。。

戦争が酷い事だとは知っている。
亡くなった祖父から戦争の体験を聞いていた小学生の頃。
空から爆弾が降ってきたと言っていた。生きているのが奇跡だと。
食べ物もなくて、今が天国のようだと言っていた。
そんな祖父の言葉を聞いていても、本当に今が幸せなんだろうかと思ってしまう。
けど、いつ爆弾が降ってきてもおかしくなくて、いつ戦争に駆り出されるか分からない日常。家族に一生会えないかもしれない。
今の現実は本当に幸せかもしれない。けど、問題はどの時代にもあって。
戦争がなくて幸せというわけにはいかない。
今も明日の食べ物に困る人もいる。戦争をしてなくてもだ。
どれだけの人が毎日笑顔で過ごしているんだろう？
心が悲鳴をあげている人がいるのはやはり、まだまだ日本は天国みたいな国から遠いと思う。
確かに銃を見たら怖くなる、けど人の放つ言葉はもっとすごい威力がある事を知った方がいい。
特に集団化して言葉を発すると人間の言葉は人殺しの凶器と一緒だろう。
たった一言で人を殺せるって事を知った方がいいのだ。
銃と同じだと思ってもいいかもしれない。
言葉で人は追い詰められてしまう現在の世の中。
日本には銃なんかなくても、凶器はあるのだと思ってしまう。
けど、人を救えるのは人で人を傷つけるののも人だ。
もっと、想像力をもって考えてから話すことが大切だと思う。
私は今の生活が幸せだとどん底までおちて知った。
足が動く事が普通じゃない。
美味しいものが食べれるのは当たり前じゃない。
身体が健康で心も健康なのはとても奇跡に近いことなんだと思う。
今が幸せだと思える人はどれだけいるんだろう。