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貴方を好きにはなりません・1話目
別れることを前提に付き合っている俺はきっと馬鹿なんだろう。
今は俺の横で腕を掴んで、歩いている女性も男性も全て失くしてしまう。
まるで、それが罰かの如く分かっているのに好きになって別れが来る。
俺がいけない訳ではないのだ。
皆、そう言って別れて、アイツのもとに行ってしまう。
頭脳明晰、運動神経抜群、美人な外見。笑うとマリア様の様に美しい。
そう、学校で言われている男。松崎海人(まつざきかいと)
先生からの信頼もあつい男だ。
生徒からの人気もあり、いつも人に囲まれている。
俺は一人でいるのが好きな人間で友達も少ない。
勉強は中の中で運動は中の下くらいには出来る。
図書委員で当番のときに、読書をするのが好きだ。
そんな俺にとっての癒しの図書館に、松崎は出入りしている。
「お願いします。井上先輩」
「今日も、借りていくのか?」
「はい。面白くて、すぐに読んでしまうので」
「そっか」
松崎は何故か、俺の借りた本を見つけては借りていく。
そして、俺が当番ではない日には来ないと聞く。
たまたまだろうと思っていた。
俺は非常に一般的な人間だ。凡人と言ってもいい。
松崎海人は天才と言われる人間なんだろう。
けれど、その天才の裏の顔を見ることになろうとは思いもしなかった。
人間なんだ、完璧ではないのだ。天使でも神でもマリア様でもない。
松崎海人は人間だった。
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こんな感じのストーリーをかきたいと思って、書いてみました。
簡単な最初だけの話ですがね。
この話をカンタンに説明すると、
「好きな人に好きな人をとられる話」
頑張って、書いています。
小説か漫画にするのかは決まっていませんが。。。
頑張るぞーーーーーーーー!
pixivで「キセキ降」で「恋の渋滞」シリーズ書いています。
こちらの小説もがんばりまーす!