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日々の足跡
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ありがとうございますぅうううううううううううううううううう!!!!(土下座)
サーチに登録がまだなのに、見るものもないのに来てくださって
ありがとう(号泣)))))新作早く上げないとと思いました。
今日はJASTの続きを更新。明日は2話目終了を予定しています。
300HITお礼にこちらのブログを見て下さっている方のみですが
新作の小説版を披露したいと思っています。
ネタバレ上等!の方のみどうぞ!!!















ネタバレ大丈夫?
NLやレズも入ってるけど大丈夫?

ではどうぞ!


漫画とちょっと違うところもあるかもですがほとんど一緒です。


『青い鳥と白い羽根』

1話目「風向きは最悪!」

「なんでアイツは俺を置いていくんだ!馬鹿野郎!!!
 一緒に行こうって約束してたのに、忘れやがって!」

しかも、朝の5時に起きてさっさと出ていっただと!

「お前はおばあちゃんか!」

俺がグチグチと愚痴を言っているのは、俺こと沢村栄治(さわむらえいじ)の
幼馴染こと、どじっこ、トラブルメーカーの飯島琴音(いいじまことね)に対してだ
一人にしとけば、何故か何かトラブルを持ち込んでくる。
本人はのんきな顔をしていたが、見ているこっちは心臓が悪かった
ヤンキーの財布を拾い届けたり、顔が強面なお兄さんの車に自転車をぶつけたり
正直、一人にしておきたくない!
今まではなんとか無事だったが、今回入学する高校はそうはいかないのだ
ほとんどがお嬢様やお坊ちゃんが通う花崎学園、幼稚園からエスカレーター式で
通える学校なのだ。庶民の俺と幼馴染が入れたわけはまぁ、琴音は頭がよくて今回は
首席、次の俺は次席だったりする。
ようは、金はないが頭がいいので免除してもらった
そこの理事長には借りがあり、そしてどうしても琴音は学校に通うのに金はかけたく
なかったのだ。
琴音の両親は小さいころに死んでいる
琴音の6歳の誕生日プレゼントを買いに行こうしていた時のこと、居眠り運転手の
トラックと正面衝突して即死だった
親戚のいない琴音は仲の良かった俺の両親が引き取った
それからだ、琴音がずっと笑っているようになったのは
別に泣いたっていいのに
そしたら、俺は「お前の所為じゃないよ」って何度でも言ってやるのにさ

気付けば校門の前についていた

デカい門に圧倒されながらも、俺は門をくぐる

琴音、琴音は何処だ~

俺は周りをキョロキョロしていたが、いっこうに姿が見当たらない
どうか神様、変なことに巻き込まれていませんように!

そんな俺にタックルをかましてくる奴がいた。
というか、腰に巻きつかれている。周りがざわざわと注目している。されている!
「お前、放せ!」
髪は金色。
俺は嫌な予感がした。
「兄貴ぃいいいいいいいいいいい!!!」
「やっぱり、お前か!」
昨夜、コンビニの帰りに喧嘩に負けているところを助けた男だ
恐ろしく美形で傷ついた顔がまたセクシーさをそそっていた
そんな男が周りの男たちを蹴散らして、帰ろうとしたときに言った言葉が
「俺を子分にして下さい!!!」(土下座)だった。

あれを忘れろと言われて、忘れるならバカだけだ

けど、まさかこんなところで不良に会うなんて・・・なんて最悪な朝だ
せめて、琴音を見つけないと
だが、男は未だに俺の腰に巻きついて離れない

「これって運命ですね!俺と兄貴が同じ学校なんて!!!
 しかも朝からこうやって、会えるなんて感激っす!」

「俺は急いでいる、離れろ、消えろ、自分で歩け」

「はいっす!」

いい返事をして離れたのはいいが、綺麗な美貌は健在で笑顔が眩しい。
そして、何故・・・俺の横を歩く?
俺は横ではしゃぎまくっている男をよそに、入り口から入って胸に花を
付けてもらい、体育館に向かった。
首席は前の列の中央に座るように言われている。
次席はその横だ。
首席の席では鼻歌を歌いながら足をぶらぶらさせている幼馴染がいた。
俺はズカズカと大股で歩き、その隣の席に座った。
「よぉ、よくもおいていきやがったな」
「やぁ、栄ちゃん!おはようだよ!」
そういって、頭に花をのせて笑顔を向けてきた
「おはようじゃねぇえええええええ!!!あれだけ、一人でいくなといっただろうが!」
「えー、だって栄ちゃんが起きるのが遅いから」
「俺は普通だつーの」

「誰、あんた?」

そう言ったのは、琴音を見ている金髪美形の男だった。
まだいたのかこいつ・・・

「私?栄ちゃんの幼馴染の琴音っていいます。よろしくね」
「え、兄貴の幼馴染?なんだ、ふーん・・・普通だぶっ」
「琴音に変ないちゃもんつけてんじゃねーぞ!」
俺は金髪を殴ってやった。だが、男は怒るどころか嬉しそうに、俺に笑顔を向けてくる
そんな、俺たちを見て俺の横の席に座った。
「おい、そこは次席の次に頭がいいやつが座るんだけど」
「俺も次席だよ。兄貴と同じなんだ」

「・・・・は?」

こいつが、このいかにもヤンキーが次席!
俺はもう勉強して次席。だがこいつは・・・天才ってやつか!
ね、妬ましい!!!
美形で頭もいいだと!こいつ、スポーツもできるだろうな。

「栄ちゃんの友達?」
「ちげー」
「俺は子分だ」
「それもちげー」
「話がさっぱりなんだけど」
「じゃぁ、赤の他人だな」
そういうと、金髪は泣き出した。

ギクッ!!!

「おい、何で泣くんだ!」
「だって、兄貴が俺を俺を赤の他人って」
「大丈夫だよ、栄ちゃん流の友達の作り方だからこれ」
「え、マジ!」
「おいおい」
それを信じるのか・・・お前は。いかにも、嘘じゃん。
だけど、静かになったので助かった
明かりが行き成り、消えた。
生徒がざわめく、スポットライトは壇上をあてていた。
そこには美形軍団がいた。
そして、生徒たちが騒ぎ出す!
「入学おめでとう、諸君。俺は生徒会会長、山吹新一郎(やまぶきしんいちろう)だ」
「入学おめでとうございます。私は生徒会副会長の山吹綾乃(やまぶきあやの)です」

「きゃー、新一郎様!!!かっこいい!」
「綾乃様ぁああああああああああ//////お綺麗です!!!」
二人が自己紹介をしている間、そこら中から声の嵐が途絶えない。
「俺は生徒会書記、橘幸伸(たちばなゆきのぶ)だ。入学おめでとう」
「はいはーい、おめでとう!生徒会会計の東雲菖蒲(しののめあやめ)だよ」
「そして、今日からメンバーに加わる三名をご紹介します!
 首席の飯島琴音さん、次席の沢村栄治くん、そして同じく次席の山吹太陽くんが
 生徒会補佐に加わりまーす!よろしくねん」

え、山吹って・・・・・

「お前まさか・・・」
俺は横にいる金髪を見た
「あの会長と副会長は俺の兄と姉だよ、兄貴v」
「へぇー、あの二人と兄弟なんだ」
「おい」
「何?」
「なんで、あの二人に興味をもっているんだ。いつもなら知らん顔してるだろうが」
「だって、朝にここであったときにぶつかって怪我させて絆創膏上げたから」
「・・・・え」
「あの二人が絆創膏受け取ったの」
「うん、そうだけど」
「あいつら、潔癖症なんだ、身しらずの人間からのものを嫌う」

おいおいおーい、なんか嫌な予感がしてきたとぞ

「ちょっと、どういうこと。補佐はもうすでに、櫂(かい)さまと隆盛(りゅうせい)さま
 だって決まっていたのに、あのお二人が外されるなんて」

おい、なんだその情報は

そう思っていると、こちらを見ている視線に気づく

それは生徒会長だった

琴音を見ていたらしいが、俺と目が合うと挑戦的な目で見てきた

ぎゃぁあああああああああああああああ、琴音が変な輩に狙われた!!!
美形だが。黒髪の似合う、なんか優しそうなフリをしているドSに!
そして、その横で綺麗に笑っているお姉さんも笑顔なのに怖いです!
琴音ぇえええええええええええええええええええええええ!このバカ!
なんであんな化け物みたいのに好かれるんだ!

本人は視線に気づかずに、壇上であいさつをしている

あぁ、生徒の目は嫉妬でくるっていた

こうして、俺たちの入学式は幕を閉じた
そして、新しい高校生活が幕をあげたのだった

こんな感じの話です!良かったらよろしくね☆

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